カンボジアはフランス統治下にあった歴史的背景もあり、美味しいフレンチレストランがたくさんあります。さらに物価の違いもあり、とてもリーズナブルに食べられるのだとか。
今回はプノンペンでランチに訪問したOpen Wine Restaurant(オープンワインレストラン)の実食レビューです。ちなみに訪問したのは半年以上前になります。
結論から言いますと、こちらの14ドルのランチは感動ものです。プノンペンに行かれる方は是非食べにいかれることをお勧めします!
カンボジアでフレンチ
お昼に何を食べようかな~と思ってググっていたら、フレンチがお値打ちとの情報が出てきました。さっそく調べると、ランチなら20ドル程度で高級レストランで食べられるのだとか。トパーズ・レストランで20ドルから、ちょっと贅沢だけどいいかな、と思ったのですが、ずいぶんと高級なレストランぽくて、少々、ドレスコード的に不安も感じました。
もう少し調べると、Open Wine Restaurantというところが14ドルで評判もすこぶる良い。うん、こっちにしてみましょう。
キリングフィールドからGrabにて
キリングフィールドに行った帰りにGrabでの訪問です。カンボジアではGrabが大活躍しましたよ。交渉などが不要で、行先も地図上で指定するだけというのが素晴らしいですね。
キリングフィールドでも出口にたくさんドライバーが居て、営業掛けてきますが、Grabと言えば大丈夫です。同じ値段にすると言ってきますが、No Thank You!です。実際、乗車履歴がしっかり残るので、Grabの方が安全なんですよね。
こんな感じで、未舗装の道をトゥクトゥクで爆走してフレンチレストランに向かいます。
Open Wine Restaurant
レストランは、王宮の裏手の綺麗な落ち着いた街区にあります。一軒家レストランといったたたずまいで、庭を通ってアクセスします。外観、撮り忘れたんですよね。普通に横浜郊外あたりにありそうなオシャレなフレンチレストランって感じです。
予約なしで特に問題なし
予約もなくて大丈夫かな、と思いましたが、ふらっと入ると結構空いています。数組のご年配の欧米の方がお食事されているだけです。特に問題なく、席に案内されます。
おおっ、かなりしっかりしたフレンチレストランですね。これは期待できます。
メニューは英語
さっと英語のメニューを渡されて選ばなくてはなりません。前菜、メイン、デザートを選ぶ感じです。じっくり選べばよいのでしょうけど、そこは日本人の性とでもいいましょうか。あまり待たせては悪いなと、よくわからないながらも、単語を見つけて、これでいいやとオーダーします。メインは肉っぽいものが食べたいけど・・・bolagnese?ボロネーゼは好きだよ、Zucchini and bolagnese lasagnaにしよう。と決めました。
じゃあ、前菜は魚だな、サーモンは知ってるからSalmon carpaccioにしよう。デザートは別に要らないけど、カンボジアと言えば胡椒だし、とBlack pepper ice creamに決めました。
後日、Googleの口コミを見たら日本語メニューありとの記載が・・・
アンコールビールとムール貝
ドリンクは、暑かったのでとりあえずビール!アンコールビールは3ドルと、カンボジアで考えると割高ではあります。すぐに、パンとビールが出てきました。
このパン、かなり旨いです。
続いて、スターターとしてムール貝が出てきました。このムール貝、パン粉をふってサクッと香ばしく焼けていておいしかった・・・食欲を刺激する味ですね、さすが。
前菜のサーモン
どんなだろうと思っていた前菜のサーモンはこんな感じ。
上に乗ったサラダも、その味付けもとても良いです。意外とボリュームがあるので、ここで白ワインを追加しました。
メインはラザニア?
まったく想像がつかなかったメインですが、ズッキーニとボロネーゼが交互に重ねられた、ヘルシーなラザニアのような料理でした。
う、旨すぎる・・・いやぁ、これ、14ドルって最高でしょ。よく冷えた白ワインを飲みながら、ゆっくり頂きました。
デザートのアイスも出てきて、味の方は普通でしたが、こうやって一皿づつ、ちゃんとサーブされるのって最高ですよね。
キリングフィールドの衝撃の後で、不謹慎とも思いましたが、ゆっくりと贅沢な時間を満喫しました。
会計でさらにビックリ
いや、分かってはいたんですよ、リーズナブルだってね。わかってて来たんだもん。
でも改めて、これだけゆっくりと、ビールにワインまで頂いて、この21.5ドルって・・・
気が付いたんですが、それぞれ単品価格が積みあがって、最後にお値引きになって、14ドルなんですね。もともとの値段でも十分リーズナブルですけどね。
実際のところ、最高ですよこのお店。他にも20ドルくらいのもっと高級店もあるようですが、私には十分、むしろ、少し飲むので、Open Wine Restaurantの方がお値段的にもうれしいですね。
プノンペンでお昼を食べる方が居ましたら、絶対おすすめであります。寄らないと損というレベルのお店でした。