まだまだ飛びたいおじさんマイラー

アラフォー世代向けのお得な情報を発信します。自分が進める上で分からなかったこと、不安だったことなどを説明していきます。最近はハピタスとマイルにハマってます。

赤字で44店舗閉鎖の「いきなりステーキ」にいきなり復活策はあるか!?

いきなりステーキの既存店売上の減少に歯止めがかからないらしい。自社競合、値上げ、サービス水準、など、いろいろと語られているが、どれも問題点の指摘ばかりで、解決策にはほど遠いよなーと思う、今日この頃。

 今日の記事は、まったくブログ本来の趣旨とは異なりますが、結構なヘビーユーザーの一人として、いきなりステーキ不振の原因や業績回復策について妄想を書いてみようと思うので、暇な人はお付き合い下さい。

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ワイルドステーキ!

 いきなりステーキはもともと高い

 今に始まったわけではなく、いきなりステーキは、程度の差こそあれ、最初から高かったですよ。ランチで1,000円超えだし、外税ですし。ランチはともかく、ディナーなんて、すぐ3,000円近くになっちゃいます。最初から「高い」んです。

既存店前年割れの兆候は遥か以前から

18ヶ月連続の前年割れとのことですが、もっと前から分かっていたわけです。それを肉マネーチャージだとか、3倍だとか5倍だとか、はたまたグルーポンだとかで、一時的に数字を戻してしのいでいただけ。凌ぎきれなくなってきたのが、18ヶ月前だっただけのことです。 

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いきなりステーキは、出店した時にその話題性でマックスの集客を記録して、その後は次第に忘れられて、売上が下がっていくのです。ですので、既存店は前年割れ、もしくは割引施策でしのぎつつ、加速する新規出店で稼いでいく、結果として、そういうビジネスモデルだったのです。

新たなフロンティアを求めて

つまり、どんどん新規出店して、成長を続ける以外にビジネスを継続する術がなかったのです。ところが、国内では自社競合に陥りつつあり、新規出店余地も限られてくる。そこで、アメリカに進出!と打って出ました。無謀だった、失策だった、調子に乗っていたという声もありますが、私はその手があるか!と感心しました。いや、むしろ他に手が無かったのではないでしょうか。開拓余地がなくなり、足を止めた段階で、行き詰ることが分かっていたのですから、新天地を目指したわけです。

成長の限界を迎えつつある

アメリカ進出は、ご存知の通り、目論見通りにはいきませんでした。国内の新規出店も、出店余地が限られてきていることに加えて、珍しくなくなったこともあり、新規出店での話題性、集客力も低下したのではないでしょうか。そもそも、倍々ゲームで新規出店するネズミ講式はいつか限界を迎えます。

出口戦略が必要だが・・・

今後、どうするのでしょう、あるいはどうなるのでしょう。オイスターやカレーなど新たな取り組みも見られますが、根本的な課題に対処しているとは思えません。

この先、一般的には出口戦略が求められると思います。つまり、ブームに乗った話題先行のビジネスモデルから、長期間運営していけるビジネスモデルに転換していく必要があります。幸い、一定数の客はついていますから、上手にやれれば、いけるはずです。

問題は資金力

しかし、それには、不採算店舗の閉鎖、無理な販促施策の見直しなどが必要となるでしょう。でもですね、いきなりステーキって「いきなり拡大」してきたので、お金あるのかな?って心配なんです。44店舗を閉鎖するそうですが、その程度で回復するとは思えないですよね。

不採算店を閉じるにしても、それに伴って人員整理をするにしても、お金がかかります。今の膨大な店舗数を整理していくだけの企業体力あるのかな?ずいぶん急に拡大したけど、十分に内部留保稼ぐ時間もなかったんじゃない?出口戦略取りたくても、取れないんじゃ?とド素人ながら思うわけです。

退路がないなら、走り続けるのみ

もし出口戦略が取れないなら、今の状況を打破する方法は、新業態しかないと思うのです。それも話題性がありマスコミに取り上げられて、行列を作れるような新業態です。そして、その話題性を武器に、自社競合している地域から順に、新業態に切り替えていくのです。

なんということでしょう~、新業態で新たな成長エンジンを獲得し、さらに、いきなりステーキ業態も実力に見合った規模に自然にスケールダウンしていくことができます。改修費用は必要でしょうが、店舗閉鎖や人員整理のような多額の負担は必要ありません。

そう、ちょうど、ペッパーランチが行き詰っていたところを、いきなりステーキが救ったように、第二のいきなりステーキを生み出せばよいのです。

フィールドはステーキ

基本的には、ステーキになるんでしょうね。既存設備、ノウハウ、仕入れ、人材育成など考えると、まったく別物に飛びつくより、ステーキという世界で頑張った方がいい。冷静に考えると、いきなりステーキだって、ペッパーランチと大差ないですよね、単に「立ち食い」「量り売り」といった話題性を追加しただけのこと。「いきなり」というキーワードも秀逸だった。その話題性は別にオリジナルじゃなくたって良いわけです。

いきなり肉ザップ!?

ほんと、戯言と思ってもらえばよいんですけど、個人的には、「サブスクリプション」「糖質制限」なんてありだと思いますよ。この二つを組み合わせて、さらに全国展開のスポーツジムと提携して、パッケージで提供するとかどうでしょう。

例えば、毎日1食食べられる+ジムの平日会員、のパッケージで、月額3万円とかね。いきなりステーキの既存店で受け入れてもよいのですが、それだと話題性に欠けるので、あえて新業態にしましょう。

そう、ペッパーランチの中で立ち食いスペース作っても話題性なんてないですよね、それと同じです。できれば、スポーツジムと同じビルに入っているとか、ここの扉を開けるとなんとスポーツジムになっています!なんて、夕方のニュースで取り上げやすいパッケージを作ってあげるんです。最初の店舗は見た目にも分かりやすい訴求が必要でしょう。もうサブスクリプションのダイエッターしか居ない新業態にして、それっぽい内装、メニュー構成にしちゃうと尚よいと思います。話題性先行でスタートして、流れに乗ったら、既存店併設もありかもしれません。

とにかくトライするしかない

まぁ、妄想はそれくらいにして、とにかく体力があるうちに是非新業態にトライしていってほしいと思います。家族で食べられる「ゆっくりステーキ」でもいいだろうし、何が話題になるか分からないので、いろいろ試してみることが必要でしょう。

実は株価とか注目かも

いちヘビーユーザーの私としては、しばらく、いきなりステーキの株価と新業態の動きには注目したいと思ってます。ペッパーフードサービスの株価って、いきなりステーキのヒットをうけて、600円くらいから、7,000円くらいに高騰したんですよね。

今は1400円くらいに落ち込んでいますが、新業態のヒット一発で盛り返すポテンシャルはある訳です。ですので、業績がさらに悪化して、みんながもう厳しいんじゃないかなと思いはじめて、株価がすごく下がって(1000円前後?)、そのタイミングで「いけるんじゃね?これ」という感じの、夕方のニュースとかで取り上げられるような新業態が出てきたら、買い頃なんじゃないかなと思うわけです。

まぁ、株とかやってないから、ほんとに戯言なんですけど。その日に向けて株取引の口座?でも開設しておこうかなと思うくらい、チャンス到来あるんじゃないかなと思うわけです。

あ、もちろん、単なる妄想なので、真に受けて株買った人が居ても、なんの責任も取りませんから、悪しからず・・・

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