まだまだ飛びたいおじさんマイラー

アラフォー世代向けのお得な情報を発信します。自分が進める上で分からなかったこと、不安だったことなどを説明していきます。最近はハピタスとマイルにハマってます。

KULノンタッチ クアラルンプールでのエアチャイナからANAの乗り継ぎは入国不要

さて、SFC修行編の中でも面白かった話を紹介したいと思います。これは見たことないので、新たな発見!?かもしれません。私のSFC修行計画全体像はについてはこちら。

今回は、第一弾で、羽田→北京→クアラルンプールとエアチャイナで移動して、クアラルンプールから成田へ帰ってくるスケジュールです。

クアラルンプール深夜着の早朝発

SFC修行に使われまくっているルートですが、クアラルンプールに深夜22時台に到着し、翌朝は7時にクアラルンプール発になります。ホテルを取る方も居るようですが、私はシャワーもあるクアラルンプールのプラザプレミアムラウンジで仮眠すればいいやと思っていました。

深夜着でも、入国後、ANAの自動チェックイン機でチェックインが可能で、手荷物検査を受けて、再度出国すればプラザプレミアムラウンジに行けるようですから。詳しくはこちらのブログで拝見しました。

SFC修行2回目-5 クアラルンプール到着 プラザプレミアムラウンジの過ごし方。 - 福岡発 とらほーのマイル道

エアチャイナの遅延

これは、後々、余裕があったら記事にしますが、やってくれました。まーまー、結構な遅延です。結局、クアラルンプールに着いたのは、深夜2時くらいですから、ホテルなんか取らなくて良かったです。私は、ラウンジ仮眠よりも飛行機のフルフラットで横になって眠れるので、少し遅延してくれて有り難かったですが、こんな時間に着いたら困る人も多いだろうなぁと思いました。

ANAの自動チェックイン

24時間前なので北京から飛び立つ日の朝に、ANAからメールが届いたのです。

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自動チェックインが完了しましたというメールです。どうやらパスポート番号等を登録しておくと、24時間前に自動的にチェックインが完了して、チェックイン済みの搭乗券のQRコードがメールで届くようです。さらに、事前登録していなくてもオンラインでチェックインが可能だそうで、便利なものです。この自動チェックインの案内メールを読むと、

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  • 自動チェックインが完了している
  • 預け入れ荷物がある人は手荷物優先カウンター(恐らく早い)に行けば良い
  • 預け入れが無い人は、直接手荷物検査場に向かってくれ

とのこと。あれ?直接手荷物検査場にってことは、本当にチェックイン完了しているんですね。チケットはこのQRコードがあれば良いってことですかね。

クアラルンプール国際空港の構造

もしかして、と思って調べると、クアラルンプール国際空港は、到着と出発が分かれていないようです。

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到着出発場所は左上の×型のアイランドになっていて、そのアイランドでは出発客も到着客も同じ場所に居て、そこにプラザプレミアムラウンジもあります。入国審査などをする場所はそこから専用電車で移動した先です。

入国せずにスルー可能!?

ということは、あれ?マレーシアに入国しなくてもよくない?と思ったのです。

だって、その制限エリアのアイランドからANA便も出発するでしょうし、もうチェックイン済みのチケットはスマホ画面ではありますが、持っているのですから、入国審査、チェックイン、出国審査、手荷物検査を受ける必要が無いのでは、と思えます。もちろん、預け入れ荷物があれば受け取りに行って、再び預け入れに行かないとダメですけど、幸い預け入れ荷物もありません。

不安要素も・・・

といっても不安要素もあります。そういうことをしたという人の記事が検索しても見あたらないのです。私が気がつくくらいですから、誰か気がついて実行しそうなものですが、そういった体験談が無い、ということは出来ない可能性もあります。

空港の制限エリアから出ない乗り継ぎについては、同じ航空会社の場合可能といった表現は見つけましたが、他の航空会社の場合で可能といった記述は見つかりません。

でも、直接手荷物検査場に行って良いんだから、それって、ANA側からしたら、一旦入国した人か制限エリアから出なかった人か見分ける術も無いのだから、出来るんじゃないかなぁ?

ANA職員に確認出来ず

そうだ、クアラルンプールに着いたらANAの職員がカウンターに居るだろうから、そこの人に確認すればいいやと思いました。ところが、制限エリアに到着後、ANAの出発ゲートに向かってみましたが、無人でした。うーん、この時点で悩みましたが、もうここまで来たら好奇心が勝ります。

もしダメでも、ANAの職員が居ればなんとかしてくれるだろうと思ったのです。なんとかする時間も必要だろうから、早めにゲートに来ればいいやと思いました。

プラザプレミアムラウンジへの入室は難あり

さて、決心してプラザプレミアムラウンジに向かいます。受付で、モバイル搭乗券を見せて、ANAのビジネスクラスであると伝えますが、なんと、入れないと言うのです。

おいおいそりゃないだろう、良くみてくれよ、と言いますが、チェックインして来てくれ、と言われます。うーん、これが既にチェックイン済みなのですが・・・

結局、交渉が面倒になったので、プライオリティパスを出してラウンジに入りましたが、別に私のように裏技状態じゃなくても、紙の搭乗券持たない人でビジネスクラスの人が来る可能性もあるだろうに、こういうオンラインチェックインとか導入する際には、ちゃんとラウンジ側に対応するように伝えておいて欲しいよなぁと思いました。粘れば入れたのかどうか、ちょっと不明です。たぶん語学力があればOKでしょう、だって権利はあるのですから。

1時間前にゲートに到着も不発

不安だったので、ANA職員に確認しようと1時間前にはゲートに行ったのですが、この空港は手荷物検査がもう一度あるのですね。その手荷物検査が始まっていないし、ANA職員も見あたりません。こりゃ、ちょっとやばいかもと不安になってきます。こんな不安になるなら、普通に入国しておけば良かったと後悔します。でも今更どうしようもありません、覚悟を決めて待つしかありません。

無事にピロリーン

さて、45分前くらいでしょうか、手荷物検査が始まります。手荷物検査は問題なく抜けて(ちょっとゆるめの気がします)、さあ、ANA職員に聞こうと思ったら、手荷物検査後に搭乗券の確認があるのです。おっ!エラーが出るならここだな、と緊張しますが、画面を表示したスマホを渡すと、全く問題なくピロリーンと通過出来ました。

ああ、良かった、出来たじゃんと安心します。だってもう45分前ですから、今から入国してこいと言われても間に合わない可能性大です。いやぁ、本当に良かったと、安堵する人柱でした。

KULノンタッチと命名

その後、もう大丈夫と思い職員に確認もしませんでした。搭乗開始になりましたが、もうチェックも済んでいるので、搭乗時には搭乗券の確認はありません。無事に成功です。クアラルンプールに僅かな滞在時間で帰ってくる修行が、KULタッチですから、入国しないこの方法はKULノンタッチと命名したいと思います。

出来るのは、KULからの出発がオンラインチェックイン可能な航空会社の場合のみですね。ANA便は可能でした。ちなみに、空港制限エリアは無料のWifiがあったので大丈夫と思いますが、念のため、QRコード画面はスクリーンショットを撮っておきましょうね。通信出来なくてメールが見れないとなると面倒ですから。

成田の税関で怪しまれる

もう大丈夫と思っていたのですが、オチがありました。成田に到着後、再入国審査も無事に終わって、さあ、もう何も無いと思ったのですが・・・

いつものように、パスポートと申告の紙を渡して、チラッと見て終わりと思ったら、予想外のことを聞かれました。

税「あれ?北京ですか?マレーシアの出国は?」

(えっ、なに、そんなのチェックしてんの?ああ申告用紙に出発空港や便名書いたからか)

私「えっ?あ、いやクアラルンプール行ったんですけど、入国はしなかったんです」

税「なんですか、それ、なんのためにそんな事を?」

(ここで明らかに税関職員のお兄さんの目つきが変わります、やばい!?)

私「えっと、話せば長くなるのですが・・・ちょっと飛行機に乗る必要がありまして・・・マレーシアには用がないので入国しなかったんです。」

税「それは、マイルとかそっち系の話ですか?」

私「あ、正にそれです。といっても怪しいですよね、どう考えても」

税「いや、大丈夫です、信用します!」

これで通してくれました。通していいのか?とも思いましたし、別に手荷物検査して頂いても問題は無かったのですが、いやぁ、意表を突かれたので焦りました。

考えればあれですよね、空港の制限エリアで何か怪しい物を受け取るとかも可能でしょうから、ちゃんとチェックしているんですね、いつもあのチェックはチラッと見るだけで隙だらけと思っていたのですが、ちゃんと見ているんですね。クアラルンプールの空港が再度手荷物検査する仕組みになっているのも出発と到着が同じ場所だからかもしれませんね。チェックの緩い他の空港で持ち込まれた物をリレーされちゃう可能性がありますから。

 

こんな風にSFC修行をほとんどタダで出来るのも、ハピタスでマイルを貯めているおかげです。貯め始めて1年半で実現しましたよ。

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