オールビジネスクラスでのSFC修行も、ついに第二旅程に入りました。この旅程では、羽田から石垣タッチをして、その足でクアラルンプールに飛び、クアラルンプールから帰って来ます。
今回は全旅程がANAでのフライトになるので、トラブルも少ないだろうと思っていたのですが・・・機材変更があり、ちょっとレアなトラブルに巻き込まれました。
この機体に変更になりました。ややボロでしたよ…
ちなみに、ビジネスクラスSFC修行の全体像はこちら
石垣タッチの飛行機は折返し
石垣タッチですが、オンラインでは不可ですが、電話すると石垣滞在1時間ほどの正にタッチの予約が可能です。これ、1時間だと危ないように思うかもしれませんが、飛行機も折返しなので、到着が遅延すれば、連動して出発も遅延するので、安心して予約出来ます。
カードラウンジでゆっくり
ANAの国内線なので、スキップサービスでスマホをかざせば保安検査も通過出来ます。残念ながら普通席なので、ANAラウンジは使えませんが、ギリギリまでカードラウンジでゆっくりすることにしました。SFC修行を完了すれば、この待ち時間もANAラウンジで待てるのになぁと思いつつ、搭乗開始の40分ほど前になり、保安検査に向かいます。
保安検査を通れない
保安検査場でQRコードを表示させたスマホをかざすと、エラーとなり、変な紙が出てきました。あれ?スキップサービス対応じゃなかったかな?と思っていると、係員から「こちら機種変更になっていまして、通過出来ません」と言われます。機種変更?ああ、スマホの事?何か手続き必要だったかなと聞くと、スマホではなく、飛行機の機種変更だそうです。分かりにくいですね、機材変更になったようです。
どうすればいいのか聞くと、まだ通れないので、アナウンスがあるまでお待ち下さいと言うので、保安検査場の外で待つことにします。
通過OKの案内
保安検査場を出て待つと、本当にすぐに、お待たせしました、手続き再開との案内がありました。良かった、あんまり遅れるとクアラルンプールに行けないくなっちゃうからね。安心して、再び保安検査場に向かいます。スマホをかざすと、なんとまたエラーです。こちらANAのカウンターで確認して下さい、と係員に言われます。
ANAのカウンター
結構時間も迫っていたので、少しイラッとしながらもANAカウンターに向かいます。順番待ちしていますが、係員に告げると、搭乗開始時間も近いので優先して案内してくれました。
スマホ画面を見せて、保安検査を通れないと伝えると、「こちら機種変更になりまして、座席の調整がたった今終わったところですので、もう通れます」と言うのです。いやいや、そう案内があったから保安検査場に行ったけど通れなかったんですよ、と言うと、微妙なタイミングの問題だと思いますので、もう大丈夫です。念のため紙のチケットをお出ししますね、と言われます。
まぁ、そんなこともあるのかもね、と紙のチケットを受け取ります。
保安検査で3度目のエラー
今度こそと保安検査場に行くと、またまたエラーです。係員は・・・ANAのカウンターに行って下さいと言います。いや、そういわれて行って大丈夫だと言われて来たんだけど・・・もう3度目ですよ、搭乗開始時間になっちゃうよ?と抗議します。
すると、では、ご一緒にとANAカウンターに一緒に来てくれて、説明してくれました。
原因は折返し便の座席調整
ANAカウンターのお姉さんは、チケットを読み取って、もう座席調整終わっていますので通れます、と同じことを言います。いやいや、そう言うけど実際通れないんですよ、ねえ?と保安検査係員の方に言うと、そうなんですよ、と言ってくれました。
では、お調べしますね、とANAの方が調べてくれます。しばらくすると、「こちら、石垣に行かれて、その後すぐに戻られて、クアラルンプールに行かれるご予約で間違いないですか?」と聞いてきます。保安検査場の〆切時間が迫っているので、変な予約ですいません、などと言う余裕も無く、はい、そうですと答えます。
すると、こちら、羽田発の座席調整は終わっているのですが、戻りの石垣発も機種変更により座席調整になっていまして、手続きを停止している状況です、と言います。
ほお・・・、でも行った飛行機が戻ってくるんですよね?それなら、別に座席調整してても帰りの便はあるんだから、問題無いでしょう?と聞くと、その通りなのですが、システム上、同じチケットなので、石垣の座席調整が終わるまで、弾かれてしまうのです、と言うではないですか。
僕、飛べないの!?
え、じゃあ飛べないの?と聞くと、石垣の座席調整が終われば通れるので、それまでお待ち頂いて・・・と言います。それいつ終わるの?もう10分くらいで検査場通過出来なくなるんじゃない?大丈夫?と聞くと、少々お待ち下さいと奥に引っ込んでしまいました。
しばらくすると、上司っぽいお姉さんが出てきますが、通過出来ない理由について同じ説明をされます。うーん、どっか係員用とかから入れないの?あるいは、石垣行きのチケットだけ予約を分けるとか、などと言いますが、もうすぐ終わると思うんですけど・・・と言うばかりで、色よい返事はありません。石垣の座席調整いつ終わるか確認したら?と言うと、そうですねと石垣空港と思われるところへ電話を掛けてくれました。
座席調整終了は50分後
ええ、はい・・・と電話していますが、50分ですか、との声が聞き取れます。座席調整終了が11:50見込みということのようです。まだ電話を続けていますが、私の頭の中は、アウトだなと次の算段を考え始めす。乗らなくていいからPPだけくれと交渉、それもダメなら別日の石垣タッチに切り替えて貰う、でもこっちは一日無駄にしないといけなくなるから避けたい、などと頭を巡らせます。
出発も遅れてますから
電話を切ったお姉さんに、ダメっぽいね、もうすぐ搭乗開始だしね、と言うと、いえ出発も25分ほど遅れていますから、まだ大丈夫です、と言います。どうにか保安検査場を通れないか検討しますので、少しお待ち下さいと、お姉さんはカウンターの中に引っ込みます。
この時点で私は諦めていたので、保安検査場で外したベルトを締める余裕も出てきます、もう焦っても仕方ないのです。ブログネタを考え写真を撮ったりしていると、お客様と呼ばれます。撮影した写真がこちら、ね、ギリギリでしょう?
さて、PPだけつけてくれと交渉するかなと向かうと、別チケットで発券しましたので、こちらでご搭乗下さいと搭乗券を渡されます。おっ!?標準の保安検査場〆切の11:10ギリギリです。ていうか、僕が最初に口走った手の一つじゃない?と思いますが、保安検査場に急ぎます。
無事に通過!
4度目の保安検査場はドキドキです。ANAのお姉さんも付いてきてくれています。かざすと・・・あっさり通過出来ました。
急いで搭乗口に向かいますが、遅れていて搭乗は始まって居なかったので全然問題無しです。ああ、良かった、難しい交渉をせずに済んで本当に良かったと安堵しました。
教訓!一連のフライトは要注意
今回分かったことは、一連フライトの場合、先の搭乗で座席調整などが入ると、手前で乗れなくなるということです。これが分かっていれば、もう少し早く対処して貰えたかなと思いますが、まぁ、普通は知らないので、仕方ないですね。
ANAでも機種変更になるケースで、ここまでタイトな乗り継ぎはあまり無いようで、原因が分かるまでに結構時間が掛かりました。
そうは言っても、さすがANA
その後の旅程は全く問題無しでした。もちろん、羽田への帰路も遅延はしてましたけどね。
このビジネスクラスSFC修行では、ANAとエアチャイナの違いが本当に良く分かるので、興味深いです。エアチャイナが、ダメなのはディレイそのものではなく、説明すらしないことなんですよね。
なお、ビジネスクラスのレポートなどはいろいろな方がレビューしているので、省略したいと思います。もちろん、快適でしたよ。
ちなみに、このSFC修行、本来であれば、40万ほど掛かるのですが、マイルをスカイコインに換えてやっているので、持ち出しは10万円未満です。まぁ、そうじゃなければこんなことしないですけどね。マイルを貯めるにはハピタスが必須ですよ。私は1年半ほどでSFC修行分と家族分の35万マイルほどを貯めることに成功しました。興味のある方は、ハピタス関連の記事もどうぞ。