マレーシアでは、クアラルンプールまでの国際線が多いことと、国内線が非常に安いことから、クアラルンプールから国内線に乗り換えてリゾートなどへ移動をされる方も多いと思います。スカイスキャナーなどで検索すると分かりますが、クアラルンプールからの国内線は、LCCのエアアジア、フルキャリアのマレーシア航空、準フルキャリアのマリンドエアが候補になります。今回、エアアジアとマリンドエアに搭乗する機会がありましたので、比較してみたいと思います。
エアアジア
LCCで有名なエアアジアですね。日本にもエアアジアXが就航しているので名前を知っている方は多いかと思います。マレーシア国内では、各地に就航していて、料金も一番安いことが多いと思います。私は、コタキナバルからジョホールバルまでエアアジアに搭乗しました。料金は、3000円くらいだったと思います。
エアアジアの搭乗がすごい
これ、マジですごいです。搭乗予定の飛行機ですが、搭乗開始時刻の15分前くらいに到着します。もちろん客を乗せてです。降機が始まって、こりゃ、搭乗開始は遅れるかなと思いきや、まだまだ人が降りてくるのに搭乗開始になります。搭乗口をくぐった後に、通路で並んで全員降りるまで待つのですが、降りるや否や搭乗開始です。シートの掃除とか絶対目が行き届かないと思います・・・
自分が降機する時も、次の搭乗客がガッツリ待っているところとすれ違って降りる格好になります。本当に機材を休ませません、こりゃ安く出来る訳だと驚きです。
エアアジアのシートはやっぱり狭い
シートはやっぱり狭かったです。ちょっと疲れましたね、出来ればエアアジアは避けたいです。国際線はもうちょっと広いみたいですが、国内線は狭いです。機内食は事前予約すると10リンギット(260円)なので、頼んでおくと良いかなと思います。やっぱり誰か食べ始めると欲しくなっちゃいますから。確かに安いのですが、シート指定や機内食、預け入れ荷物などとやっていくと、そこそこの値段になります。
マリンドエア
日本では馴染みがない名前ですが、マレーシアの航空会社で、一応、フルキャリアを謳っていて、軽食も出ますし、預け入れ荷物も30kgまで無料です。今回は、クアラルンプールからコタキナバルまでの便に搭乗しました。料金は5,000円くらいだったと思います。
マリンドエアのシートと機内食
シートはそこそこ広く綺麗です。
これなら全く問題無いですね。調べるとエアアジアの70cmと比べて、81cmとかなり違います。機内食はピザのようなスナックが出ました。
あっても無くても良い程度の代物ですが、機内って暇なので、あると嬉しいですよね。あると言われていた液晶モニターはありませんでした。まぁ、言葉も分からないので必要無いですよね。
エアアジアのチェックインは要注意
細かいところですが、チェックインもエアアジアは相当並びます。事前にWEBチェックインしているのですが、預け入れ荷物に貼るシールを自分でチェックイン機で印刷してバゲッジドロップに持っていく必要があるのです。それが分からないからいきなりバゲッジドロップに行くと、あっちに行けと言われるし・・・そのバゲッジドロップも並んでいるし、一苦労です。必ず、チェックイン機で預け入れ荷物のシールを印刷してからバゲッジドロップです、覚えておきましょう。
一方、マリンドエアは、普通にカウンターで全ての対応をしてくれます。時間帯もあるのかもしれませんが、カウンターの数も多く、ぶっちゃけガラガラで楽勝でしたよ。
マリンドエアはKLIA
細かいところですが、クアラルンプールの使用ターミナルが、マリンドエアはKLIAとなっています。そのため、国際線からの乗り継ぎが楽です。エアアジアが入っているKLIA2だと、電車で移動する必要がありますから。荷物が多い時や乗り継ぎ時間が短い時など、この差も結構大きいです。ちなみに、私は、6時到着予定のANAで8時のマリンドエアを予約しましたが、余裕というか暇なくらいでした。1時間半の乗り継ぎ時間でもいけると思います。
総合的にマリンドエア
金額的に余り差もないので、選べるのであれば、是非マリンドエアを選びましょう。困ることもなくスムーズに事が運びます。個人的には、エアアジアはちょっと避けたい航空会社だなぁと思いました、確かに移動は出来ますし、必要十分なんですけど、いろいろ疲れる、というのがエアアジア評になります。ドロップバゲージの職員の対応など見ていると、遅延や欠航があった時の交渉とか大変だろうなぁという印象も受けました。
今回の旅行はクアラルンプールまで、ハピタスのお陰でほぼ無料のSFC修行の一環で行きました。