ANAのSFC修行について調べてみたら、オールビジネスで有休1日でPP単価も8.28と良好なルートを見つけました。エアチャイナのシンガポール便とクアラルンプール発券のANAビジネスの合わせ技です。
ただ、あんまり触れている人が居ないので激しく不安です。
SFCってなに
ここに辿り着く方は、ご存知と思いますが、自分自身の確認の意味も込めて、一応復習しておきます。簡単に言えば、
- 航空会社には、お得意様を優遇する制度がある
- ANAではプレミアムポイント(略称:PP)が一定以上貯まると上級会員資格が発生する
- このプレミアムポイントは1年間の積算となっており、年が明けるとリセットされる
- 上級会員資格も毎年条件を満たさないと消えてしまう
- ただし、50,000PP以上稼いでプラチナ会員以上になると、特別なクレジットカード(スーパーフライヤーズカード:SFC)が作れる
- SFCを会費を払って保持している間は、半永久的に特別な優遇が受けられる
という感じです。SFCで得られるメリットとしては、いろいろあるみたいですけど、
- ANAラウンジにアクセス可能(連れも一人OK、家族カードもOK)
- 特典航空券がゲットしやすくなる
といったあたりが、あります。その為、一年間だけ頑張って(無駄でも)飛行機に乗りまくって、PPを稼ぐ人が出現、これをSFC修行というのです。
特典航空券のビジネスクラスは2名まで
まぁ、SFCはなんとなく知っては居たのですが、別にマイル貯めてビジネスクラスに乗ればラウンジ使えるし、予約早く取っちゃえば良いでしょうくらいに思っていたのです。ところが、一般会員が特典航空券でビジネスクラスを取れる枠は1便に付き2席らしいです。これが、SFC会員になると4席取れるそうです。詳しくは、こちら
ANAプラチナサービスのおかげでマイル特典航空券が劇的に取りやすくなりました - ANAとマイルのパパじゃない?
えっ!じゃあ何、家族でビジネスクラスに乗りたければ、このSFC修行とか言うのやらなきゃ駄目なの〜?って感じです。
ちなみに、不人気路線で検索しても、確かにビジネスクラス3席は「空席待ち」と表示されます。旅行日を近づけて行くと、21日前ではビジネスクラス3席が取れるケースがあったので、恐らく3週間前に十分な空きがあれば開放されるのだな、と思います。
ただ、それまで予定が決められないのは問題ですね。それに人気路線や人気日程は厳しいでしょうね。
SFC修行のポイント
仕方ないから、調べて見ましたよ。SFC修行。航空券の価格を得られるPPで割って算出される1PPあたりの費用をPP単価っていうそうです。これが10円以下を目指すそうで、PP単価とスケジュールと予約の取りやすさなどの間で皆さん工夫されているようです。50,000PP稼ぐには、50万円必要ですね。
一般的には、那覇や石垣へ往復してPPを稼ぐのが王道みたいです。
旅割75は根性タイプ
旅割75で激安往復すると、2万円くらいで3,000ポイントくらい貰ってPP単価は7円くらいになるみたい。ただ、往復共に旅割75価格は確保が難しいのと、数をこなさないといけないのが辛そう。当日アップグレードできると、PP単価は悪化するけど、楽で多少多めにPP稼げるそうです。17往復はきつそうだなぁ。
プレミアム旅割28は王道
プレミアムシートを旅割28で押さえると、沖縄往復で5万円くらいで5,700PPくらい貰えるそうです。PP単価は9円くらい。9往復で済むのと、プレミアムエコノミーなので体は楽そうですね。普通はこれを狙うねぇ。
海外コースは多様
海外、特にアジア路線は結構いろいろあるみたいです。よくあるのは、シンガポール便に前後の沖縄往復を付けるパターンで、9万円ちょいで11,800PP位貰えるので、PP単価は8円弱です。でも0泊3日とか休み的にも体的にも辛そうです。
2016 ANA修業 新シンタッチ! 効率UPのルートをぐるぐるっと ♪ - ANA修行でマイルとポイントをぐるぐるっと!
そんな中、エアチャイナのシンガポール便はビジネスクラスで往復して、11,808PP貰えます。安い日程だと8.5万円なので、PP単価も7.19と優秀です。
【2016SFC修行 第1回-1】 ビジネスクラスで行くSINタッチ - ANA マイルのある暮らし
ただし、50,000PPのうち半分以上はANA便で稼がないといけないので、これだけでは駄目ですね。北京トランジットで土日で往復出来ないのも難点です。
クアラルンプール発券って駄目なの?
そんな中、ANAの海外発券のパターンを色々と検索すると、クアラルンプール発券だとやたら安いことが分かりました。しかも土日で往復出来て、片道は沖縄往復を付けられます。最安値では無いですが、使いやすいスケジュールでは、
エコノミークラスはPP単価5.63
こんな感じになります。50,380円です。PPは、
- クアラルンプールー羽田間が、2,503✕2=5,006
- 成田ー羽田が、1,968✕2=3,936
で合計、8,942PPが貰えるので、PP単価は5.63になります。すげー良い数字です。しかも土日で可能。
ビジネスクラスでPP単価8.65
続いてビジネスクラスを見てみましょう。日程は同じです。149,380円です。貰えるPPですが、
- クアラルンプールー羽田間が、6,658✕2=13,316
- 成田ー羽田が、1,968✕2=3,936
合計で17,252PP貰えますので、PP単価は8.65になります。これは体も楽で回数も削減出来てとても良さそう。
ただですね、このとても良さそうなルートに触れている記事がほとんど無いのです。何か落とし穴があるのかしら…あったら、ごめんね!あくまで自己責任でお願いします。
クアラルンプールまでを含めた具体的日程
気がつくと思うのですが、最初にクアラルンプールまで行かないといけないです。さらに、最後はクアラルンプールから帰ってこないといけない。ここですが、前述のエアチャイナのビジネスクラスを使うと良いかなと思うのです。クアラルンプールまで飛んでも良いのですが、コスパが良いのはシンガポールですね。往復で85,000円ですから。
具体的な日程を見てみましょう。
11/5(土)エアチャイナでシンガポールに行きます。
11/6(日)シンガポールからクアラルンプールへLCCで移動します。
激安の3,000円代です。一時間だから、あっと言う間ですね。
11/6(日)いよいよループの始まりです。クアラルンプール14:15発の便で羽田へ帰ります。この週はこれでお終い。
翌週でも少し開けてでも良いですが、
土曜日に羽田から沖縄往復して、夜行便でクアラルンプールへ、そして日曜日の便で羽田に帰ってくる。これを繰り返します。
12/17(土)仮にこの日にしますが、お好きな日程でどうぞ。いつものように、沖縄往復してクアラルンプールへ。でも最後なので、
12/18(日)早朝にクアラルンプールに付いた後、観光するなどしながらシンガポールへ移動しましょう。
12/19(月)深夜にシンガポール発です。エアチャイナの復路ですね。昼過ぎには成田に到着です。ここは有給休暇もしくは上手に祝日を使うなどしてください。
具体的なPP計算
必ず使うエアチャイナのシンガポール往復が、85,000円で、11,808PPです。クアラルンプール発券のANAをエコノミーとすると、50,380円で8,942PPなので、4回いれると、47,576PPでほぼリーチです。286,520円なのでPP単価は6円くらいです。週末5回+月曜1回で可能です。
ANAビジネスクラスの場合は、149,380円で17,252PPを2回入れると、エアチャイナと合わせて、46,312PPとなります。PP単価は8.28とこちらもビジネス利用では良好です。週末3回+月曜1回で可能です。しかもオールビジネスで体にも優しい。
アレンジで、成田発着や石垣タッチ(Telなら取れる?)、沖縄往復はしない、ギリギリ乗り継ぎで、成田に帰ってくるなども考えられそうです。
ANA便はスカイコインで
ANA便はマイルをスカイコインに1.6倍で変えて購入出来ます。こんな記事を読まれている方はご存知と思いますが、ハピタスやワイルドゴールドカードでマイルを貯めましょう。そうじゃないと、SFC会員になってもあんまり活用出来ないしね。
来年かなぁ
ちなみに、羽田ルートは11月からです。私はやるとしたら来年かなぁって感じですね。何処かで計算違いとかあったら間に合わなくなっちゃうし、マイルも足りないし、そもそも今年はジェイド修行があるので、これ以上はね。家族に愛想尽かされちゃいます!
誰か実践した人いたら、教えて下さいね〜
しかし、なんで誰も触れていないのだろう…気になります…
航空券をついに発券しましたよ!