ゴルフ用GPSナビ(距離測定器)には、ハンディ型、腕時計型、音声型、アプリ型など多くの種類があり、値段もピンキリです。そもそも、ゴルフにGPSは必要なのでしょうか。
購入にあたって、調べてみましたので、ご参考にして頂ければと思います。
ゴルフ用GPSナビとは
皆さん使っている人を見たことはあると思いますが、GPSの技術を使って、現在地点からグリーンまでの残り距離を測定するツールです。カーナビと同じ技術で、そこそこの精度（誤差は２〜３ヤード程度）での測定が行えます。平成8年のルール改正により、競技会でもローカルルールで使用が認められていれば使っても良いということになっています。
このルール改正と価格の下落、セルフプレーの拡大により、ゴルフ用GPSナビはかなり普及してきています。
下手ほど残り距離を把握しないと駄目
私も使ってみるまでは、要らないと思っていました。別に距離が分かってもその通り打てる訳では無いし、いちいち面倒ですからね。でも使ってみると、ある事実に気がつきました。
ゴルフって経験の積み重ねが大事ですよね。あの時、こんなシチュエーションでは、こういう打ち方をして上手くいった、失敗した、そんな経験値が物をいいます。
気がついたのは、「あの杭が１００ヤードだから、だいたい１２０ヤードくらいだろ、で８番で打ってみたら１０ヤードオーバーした」という経験と「ここからは１１６ヤードだから、８番で打ってみたら１０ヤードオーバーした」という経験、どっちが積み上がるのが身になるかっていうことです。
明らかに後者ですよね。なぜかというと、ちゃんと距離を打ち分けられないから、飛距離はばらつきます、その上、目測値までばらついたら、一体なんだったのか経験として総括できないのです。距離がきちんと分かっていれば、たまたま綺麗に入ったからなのか、いつもこのくらい飛ぶものなのか、ある程度分かってくるのです。
上手な人は１０ヤードも飛距離がぶれることは無いので、思った距離より飛べば、「自分の距離目測が誤っていたな」と分かるわけです。それを積み重ねれば、距離目測がだんだん上手になってくる。
ですので、下手なほど、残り距離をきちんと把握する必要があるのです。
ゴルフ用GPSナビはどのタイプを選ぶべきか
さて、ゴルフ用GPSナビを買おうと思っても、種類が多すぎて、相当悩むはずです。そこで、各タイプ毎のおおまかな特徴と各タイプの中でオススメな機種を紹介したいと思います。安価に始められるタイプから順に紹介していきます。
アプリタイプ お試し用
スマホがあれば、GPS機能は入っていますから、あとはアプリさえあれば、GPSナビは可能です。ですので、無料アプリでゴルフ用GPSナビを始めることも可能です。例えば、以下のようなアプリがあります。
最初の１コースは無料で、追加コースは１コース350円です。GPSナビを体験してみるには良いでしょう。
- メリット：無料で始められる
- デメリット：ラウンド中邪魔、捕捉開始後に表示されるまで数秒必要、結局高くなる
といった感じです。都度スワイプして画面を表示させて、そこから捕捉が始まってと、時間が掛かりすぎます。それにゴルフ場にいくつもいくでしょうから、あっという間に専用機が買えるくらいの投資をしてしまったという結果になります。あくまでお試し用と割り切るべきです。
ハンディタイプ コスパ重視派
最も一般的なタイプです。機種も多く、値段も安価です。なんと6,000円くらいからあります。
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価格:5,981円 |
- メリット：安価、選択肢が多い、機能は十分
- デメリット：どうしてもポケットで邪魔
スマホほどではないにせよ、やはりちょっと煩わしいです。ポケットに物を入れたくない人には合わないでしょう。特に安いタイプがあるので、コスパ重視で残距離が分かればいいさ、という人にはお勧めです。高価格機種もありますが、そこまでお金を出すなら買うなら、腕時計タイプでしょう。
音声タイプ シンプル派
機種数は少ないです。こちらはタッチすると音声で残距離を教えてくれるタイプです。値段は１万円前後。
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価格:9,999円 |
- メリット：軽量でスマート、操作が簡単、小さい文字が見にくい人には良い
- デメリット：グリーンまでの距離しか分からない、少々音が気になる（調整出来るが）
このタイプ、帽子に付けるのが一般的と思いますが、口コミを見ていると最も評判が良いです。単にグリーンまでの距離が分かれば良いという方には最適でしょう。重量も25g前後と軽く、機能が少ない分、操作も簡単です。細かい文字が見えにくい人にも良いでしょう。
腕時計タイプ 高機能派
スパイ映画を想像させるような腕時計タイプです。1万円台からありますが、主力は２万円以上です。機能的にはハンディタイプと同じですが、なにしろコンパクトです。高性能化が進んでおり、ハザード距離はもちろん、高低差やアライメント、グリーン形状などまで分かる機種も登場しています。
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価格:31,860円 |
- メリット：軽量で邪魔にならない、高機能、スマホ連動なども可能
- デメリット：高価
お金に糸目を付けなくて、目が弱っていなければ、このタイプがオススメです。スマホ連動などさまざまな機能があり、本体は小型ですが、実力は申し分なしです。
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