まだまだ飛びたいおじさんマイラー

アラフォー世代向けのお得な情報を発信します。自分が進める上で分からなかったこと、不安だったことなどを説明していきます。最近はハピタスとマイルにハマってます。

中古車売却の一括査定で確かに高値で売れたけど、精神衛生上は失敗だった体験談

車を一括査定サービスで売却したけど、心の準備が出来ていなくて大変だった話を記事にしてみたいと思います。

今週は車を売るぞ〜

車を買い換えることになり、新しい車はオートオークション代行業者にお願いして購入しました。このオートオークション代行は大正解だったのですが、その話はまた後日にします。

いずれにしても車が2台になったので、古い車は売らないといけません。オートオークションでの売却も考えましたが、手数料等を考えて、普通に下取り業者に売却することにしました。

金曜日の夜に、一括査定申込サービスから一括査定を申し込んでみました。

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すぐメールが届く

一括査定に申し込むとすぐに買取業者からメールが届きます。恐らく、自動送信メールですね。4社から自動返信がありました。

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車種にもよると思うのですが、どの業者も相場や査定価格は書かれていません。担当者から連絡しますとなっています。まぁ、夜中だし妥当なところですね。明日には、連絡あるのかな、位に思って寝ることにします。

朝から電話が!

翌朝、8時頃から電話が鳴ります。出ると査定に伺いたいと言ってきます。いや、来られるのも大変でしょうから、だいたいいくら位か教えて下さいと言いますが、見ないと分からないと言ってきます。

まぁ、そりゃそうなんでしょうけど、なんか来ちゃったら断りにくいじゃん、とこちらは思うわけです。じゃぁ、結構です。と断ることにします、他にも買取業者居るので、気持ちに余裕があります。

すると、いやそれは待ってください、だいたいいくら位です、と結構良い金額を言ってきます。そうですか、と言うと、でも実車を見ないと分からないというのです。そりゃそうでしょう、じゃあ、という事で査定に来てもらうことにします。午前中の早い時間を言ってきます、まぁいいですよと約束します。

とにかく査定に来たがる

そこからが大変です。他の業者からもガンガン電話が入ります。え〜という感じです。私としては、「1社が査定に来られるので、その結果が出て他にも必要だったらお願いしたいです」と言うのですが、向こうは絶対うちの方が高い値段を出しますよ、何社か査定しないとお客さんが損しますよ!と言ってきます。とにかく査定に来たがるのです。まぁ、それもそうかと約束していると、結局4社が見に来ることになりました。なにやら、忙しいことに。そうそう、あとから約束した業者が必ず言うセリフがあります。うちが行く前に即決だけはしないで下さいね、と言うのです。私は、そりゃしないですよ、各社出揃ってから決めますから、と言います。実際、そのつもりです。

準備万端

さぁ、私は事前に体験談や一括査定の攻略法など予習していますから、自信満々で査定を待ち構えます。

  • 即決はしない
  • 査定金額を出してもらう
  • 揃ってから、一番高い金額を伝えて交渉

と強く念じます。相場はヤフオクなどでバッチリ把握しています。相場以上で売るぞ〜

相手はプロ

さあ、1社目が来ました。スーツを着て、とても礼儀正しい人です。でも眼つきは鋭いような…いやいやビビっちゃダメです。挨拶をして、新しく買った車を褒めてくれたりしていい感じです。もう、この人に売っちゃおうかな〜、なんてつい思ってしまいます。

早速、見させて下さいねと、査定が始まります。車の展開図の紙に傷などを書き込んでいきます。エンジンをかけたり、ドアを開けたりいろいろとチェックしています。しばらく掛かるのでお宅でお待ち頂いて良いですよ、と言われたのでお言葉に甘えて家で待つことにします。

査定が終わると、金額はその場で出ます。これ、結構驚きでした。その場で出るってことは決める権限があるという事ですから。次が凄いです。ここで今決めてくれればいくらです、と言うのです。結構悪くない値段です。でも、他にも3社と約束していますし、自分で決めたルールもあるので強く断ります。でも向こうもなかなか引き下がりません。どうにか、他社の査定が終わるまでは決めない、こっちから連絡する、という事で納得してもらいましたが、この時点でかなり疲れました。

とにかく即決

なにしろ相手は決めに来ているのです、いくらなら即決してもらえるのか、などなど、とにかく即決させようと凄いです。

断るのは至難の技です、私は、最終的には他社と約束がある、約束を破りたくない、お金の問題じゃない、とそこだけを頼りになんとか断りました。まぁお金の問題なんですけどね。

2社目も同じです。彼らはとにかくその場で決めてほしいのです。考えれば当たり前です、どこの業者もそうなので、即決してもらえずに帰るということは、他社に買われてしまうということになるのです。イコール、無駄足、それを避けたいのですね。

3社目で撃沈

2社目もなんとか断りましたが、もうヘトヘトです。金額はあまり変わりません。確かに2社目は1社目の金額を伝えたので、多少それより良かったですが、もともと相場くらいの値段を言われているので、そんなに差は出ないのです。

3社目が来て同じ流れが始まります。ただ、この人は面白かったです。査定金額を言ってきますが、うちで何社目ですか?そうですか、査定金額はどうですか、そんなに変わらないでしょう、と言ってきます。そう、私の今の気持ちに沿ったことを言うのです。ええ、そうですね、そんなに変わらないものなのですね、と言うと、ここで決めちゃいませんか、と言ってきます。

まぁ、断るのですが、私も内心はもう決めたくなっているので言葉に力がありません。でも、まだ約束があると言うと、断りましょう、大丈夫です、そういうものですから、と言ってきます。既に決めたくなっている私としては、電話の方が断るのも楽だよな〜と思い始めます。すると、私の様子を察して、なんと数万上乗せした金額を言ってきます。今決めてくれるなら、と言うのです。これは、私の背中を押しました、決めてしまう理由をくれたのです。

ここでピリオド

わかりました、お願いします。そう、私は4社目の査定まで辿りつけなかったのです。残りの1社を断ろうと家に入ると、なんとこのタイミングで4社目から電話が入ります。渡りに船なので、すいませんが、今即決しましたと伝えます。

相手は、いや、待ってください、絶対うちの方が高い値段を出しますから!と粘ってきます。堪えるのは、もう近くまで来ていますよと言うのです。約束していたのに…悪いのは私の方です、弱ります。ちょっと待ってください、と電話を保留にして、3社目の方に、もうそこま来ているらしいのですが、と泣きつきますが、シンプルな一言が帰ってきます「断って下さい」

そう、私がした約束ですから、私がケリをつけるしかないのです。電話に戻り、謝って断ります。うちの方が絶対高くなる、勿体無いですよ、と言われるので、もう決めたので、安い高いの問題じゃないのです、と言ってなんとか断りました。高い安いだけの問題だった筈なのに、変な話です。

契約は簡単

契約自体は簡単です。相手の言うように書類にサインしていけばオッケーです。交渉が終わった、後はレールに乗ればいいという安堵感が半端ないです。よく考えたら、4社目を断るときには、もう契約しちゃった言えば良かったですね。あの場では頭が回りませんでした…

夕方車を取りにくる話になり、お金は後日振り込まれることになります。後は、車に忘れ物がないようになど、とても親切です。

もう一苦労

さて、契約が終わったら、もう一仕事残っています。1社目と2社目に断りを入れる必要があるのです。なにしろ、全社に査定してもらう、その後、必ず連絡する言っているのですから。電話して、すいませんが決まりました、と言うと、当然ですが、頼みますよ、決めないって言ってたじゃないですか、と言われます。

まぁ、その通りなので、すいません、と言います。向こうはもう契約しちゃったのか、と言ってくるので、はい、契約して夕方には引取に来ます、と事実を伝えます。すると、分かりました、また機会がありましたら次はうちにお願いします、とあっさり終わりました。そうね、契約しちゃったのなら、粘っても仕方ないですものね。

学んだこと

この経験でいくつかの事を学びました。

  • 複数査定でいくらか高くは売れる
  • 複数査定は交渉の連続となり、かなり疲れる
  • 断るときはシンプルにもう契約しちゃったと言えば良い

確かに、数万高く売れましたが…労力に見合わないなぁというのが私の感想です。私の場合は、約束を反故にして断るのが、精神的にとても疲れました。ある程度相場を把握していれば、1社でも(複数社あるような体で)行けるかな、とも思いました。

車の売り方まとめ

労力は問わないので高く売りたい、精神的に強くて、交渉に自信がある方は、一括査定で頑張りましょう!

相場を把握していて目的の価格で売れれば、という方は、1社査定が楽ですね。いくら以上なら売る、それ以下なら売らないと言えば良いので。

 

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