熊本を応援するのに、ふるさと納税が効果的だそうです。
確かに、その自治体を応援したいと言うふるさと納税本来の趣旨にピッタリです。
ふるさと納税とは
ここ数年話題のふるさと納税ですが、そもそもは、自治体への寄付です。単なる寄付ではなく、寄付した金額を確定申告すると、その分が住んでいる自治体の住民税から還付されるところがミソです。
正確には、寄付額から2000円を引いた額が戻ってきます。上限は住民税額の2割が目安です。自分の上限額は以下のサイトなどで計算できますが、だいたい年収800万で10万円くらいです。
ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 私はふるさと納税をいくらできる?~税金控除になる限度額の目安~
還付はワンストップ制度に申し込めば、確定申告不要で住民税が減税されます。
- 基本的には、サイトを通じてクレジットカード決済などで寄付する
- ワンストップ制度の申請書を自治体に送る(2016から)
の2つが必要です。今年から手間が少し増えています。これだと寄付の都度郵送が必要なので、年に一度、確定申告したほうが楽かもしれません。確定申告と言っても、ふるさと納税額だけなので、郵送でやれて簡単ですしね。
結局、応援したい自治体に住民税の一部を納税できる制度なのですが、ふるさと納税してくれたら、お礼の品を送ります、とお礼競争が激しくなっています。
ふるさと納税で被災地を支援できる
そんな制度なのですが、被災地支援で注目されています。被災地の自治体にふるさと納税することで、その自治体を支援することができるからです。他の自治体にふるさと納税する予定の一部でも被災地にふるさと納税することで、大変な金額が集まるからです。
ふるさと納税をした事がない方も、少しの手間で、実際の負担額は2000円で、クレジットカードを使って手軽に寄付出来ますので、被災地へのふるさと納税を検討してみてはいかがでしょう。面倒だと思いますが、自分のためではなく、誰かの為に一手間を掛けてみてはいかがでしょう。
被災地のふるさと納税一覧
さて、ふるさと納税で応援しようと思っても、どこへ寄付すれば良いのか分からないですよね。私もどこが良いのか分からなくて、いろいろ調べたので、その結果をまとめてみました。
市町村名 | 人口 | 最大震度 | 死者数 | 負傷者数 | 全壊数 | ふるさと納税先 |
---|---|---|---|---|---|---|
熊本県 | - | - | - | - | - | ふるさとチョイス |
益城町 | 32,676 | 7 | 20 | - | 1026 | ふるさとチョイス |
西原村 | 6,792 | 7 | 5 | 58 | 344 | 直接 |
南阿蘇村 | 11,972 | 6強 | 14 | - | 多数 | さとふる ふるさとチョイス |
熊本市 | 734,474 | 6強 | 4 | 914 | 29 | 直接 |
宇城市 | 61,878 | 6強 | 0 | 34 | - | ふるさとチョイス |
菊池市 | 50,194 | 6強 | 0 | - | - | さとふる ふるさとチョイス |
大津町 | 31,234 | 6強 | 0 | - | - | ふるさとチョイス |
合志市 | 55,022 | 6強 | 0 | - | - | ふるさとチョイス |
阿蘇市 | 28,444 | 6弱 | 0 | 30 | - | 直接 |
八代市 | 132,266 | 6弱 | 1 | - | - | ふるさとチョイス |
玉名市 | 69,541 | 6弱 | 0 | - | - | さとふる |
菊陽町 | 37,734 | 6弱 | 0 | - | - | 直接 |
御船町 | 17,888 | 6弱 | 1 | - | - | 直接 |
美里町 | 11,388 | 6弱 | 0 | - | - | 直接 |
山都町 | 16,891 | 6弱 | 0 | - | - | ふるさとチョイス |
氷川町 | 12,715 | 6弱 | 0 | - | - | 直接 |
和水町 | 11,247 | 6弱 | 0 | - | - | 直接 |
上天草市 | 29,902 | 6弱 | 0 | - | - | さとふる |
天草市 | 89,065 | 6弱 | 0 | - | - | ふるさとチョイス |
大分県別府市 | 119,945 | 6弱 | 0 | 7 | - | ふるさとエール |
選び方ですが、被害の大きな自治体に寄付するのでも良いですし、寄付が少なそうな自治体を選んでも良いかもしれません。直接となっている自治体は振り込み等になるので少し手間が多いです。それ以外は、クレジットカードで寄付できるので、今すぐに可能です。
被災自治体以外も協力
ふるさと納税はその仕組み上、寄付を受け付ける自治体の事務作業負担もあります。これを避けるため、被災していない自治体が代行するという試みもあるようです。
代わりに寄付を受け付けて、事務作業を代行してあげて、お金は熊本に渡しますよ、と言う事ですね。寄付先が熊本県になりそうですが、有効な施策と思います。
マイルを貯めて被災地へ
さて、ふるさと納税で応援するのも良いですが、少し落ち着いた頃合いで、熊本を訪れてみるのも良いかもしれません。ボランティアなら素晴らしいですし、観光でも良いと思います。
ふるさと納税や買い物でマイルを貯めれば、案外簡単に国内往復くらいは出来ます。
クレジットカードはすぐに作れませんが、買い物や「さとふる」でのふるさと納税でポイントが貯まるハピタスはすぐに始められます。
ハピタスではポイントを直接寄付することも出来ます。
でも、できれば、マイルに変えて被災地を訪れたいですね。
ハピタスの登録はこちらから出来ます。